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明けましておめでとうございます☺️
今年もよろしくお願いします!
元旦の新年祈祷法要もたくさんの方にお参りいただき、お勤めいたしました。
お参りいただいた皆さま、ありがとうございます🙇
さて、新年にあわせて住職からお話がありました。
今年のテーマは【慈眼(じげん)】
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人生における喜びを御仏の前で迎えられるのは、とても幸せなことです。
観音経の一節に『幸せの海は無限に広がっている』という意味で『福聚海無量(ふくじゅかいむりょう)』とあります。「海」というと、どこか遠いところを連想しがちですが、これは「今自分が生きている場所」を指します。つまり目の前にあるということです。
人が生きる道程においては、嬉しいことや楽しいことよりも、辛く苦しい場面のほうが遥かに多いでしょう。
しかし、喜びの瞬間を御仏に報告する、あるいは誓いを立てることを重ねていくと、雨が集まり川となり、ついには海となるように、喜びもまた集まることによって量ることのできない無限大の幸せへと繋がっていくのです。
そして御仏は、そこに生きる私たちを慈しみの眼差しって見守っていらっしゃいます。
これが慈眼なのです。
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また、元旦は突然の大きな地震でしたが、まだまだ余震に備えなければならない状況だと思います。
日本海側を中心に、命を守る行動を取れるよう準備しておきたいですね。
すでに多くの被害が出ていますが、少しでも早く復旧の道へ進むことを祈るばかりです。
幸い正禅寺のある島根県松江市は大きな揺れもなく、津波警報のサイレンが鳴り響いたくらいのことでした🙇
新年祈祷法要の時は穏やかな日となるかと思っていましたが、自然とは何が起きるか本当に分かりませんね…
突然の大きな地震。
こういったときにお寺にできること、お寺の果たせる役割について真剣に考えさせられます。
どうか今日も皆さまお気をつけて🙏
曹洞宗では「曹洞宗義援金」として災害被災地に対しての寄付も行なっています。
詳しくは曹洞宗公式ウェブサイトをご覧ください。